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Archive for 9月, 2013

麻雀サロン:講座ご報告(2013年9月27日)

9月 29th, 2013
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本日で4回目のサロンとなりました。毎回、3~4人で卓を囲んで、楽しく遊んでいらっしゃいます。麻雀を楽しむのが目的か、フランス語を聞いて話すのが目的かというと、今のところフランス式ルールを覚えて楽しく遊ぶ、というところに比重があるようですが、マリとも段々打ち解けてきて、皆様のフランス語が滑らかにでてくるようになったと感じます。フランス人1人に対して、日本人が3~4人ですから、メンタルをカッチリとフランス語モードに切り替えるのが難しいと思います。「それはdifficile。」のような仏和会話が時々卓の上を飛び交っています。

またこの日は、マダムSのお誕生日と重なりました。マリはちゃんと覚えていて、彼女の出身地方のキャンディーをプレゼントに用意していました。「誕生日はもう嬉しくない!」と言っていたマダムSも、マリの心遣いには感動されたようでした。ちょっぴり嬉しい○○回目のお誕生日でしたね。おめでとうございます!!

最高の晴天ながら、急ぎ足で歩くと汗ばむような陽気でしたので、マリは冷たいお茶を準備してくれました。それがまた美味しくてびっくり!!Mariage Frères (マリアージュ・フレール)のVIOLETTA。夏用の新作のお茶だそうです。すみれの香りが鼻腔に広がります。まさに貴婦人の飲み物といった感じです。

現在は月1回のサロンですが、まだまだご興味のある方がいらっしゃると思いますので、もう1回増やして是非参加してみていただきたいと思っています。二つのグループで交流してもおもしろいと思います。たくさんの方に異文化交流を楽しんでいただけたらと思っております。

カルチャーサロン

フランス料理サロン:講座ご報告(2013年9月26日)

9月 29th, 2013
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心配していた台風は東の海上にコースを変え、関東地方直撃は避けられました。朝のうちは傘を開く時間もありましたが、マリオンの家に着くころには雨も上がり、まずまずの天気となりました。
マリオンが玄関で、午後からの授業に出かけるという息子さんと一緒にお出迎え。いつも感心するのですが、フランス人の家庭では、お客様が来るとかならず子供たちもあいさつに出てきます。親がそうするように言うのでしょうが、とてもいい習慣だと思います。夕食にお呼ばれすると、すでに食事を済ませてパジャマ姿になった子供たちがリビングに出てきて、お客さんたちのほっぺにビズをしてBonne nuit !(おやすみなさい)とあいさつして名残惜しそうに自室へ入っていきます。小さい時から社会性をこうやって実践していくのですね。

マリオンの本日の食卓は爽やかなグリーンを基調としたコーディネート。特筆すべきはマリオンお手製のナプキンです。生地からリボンまで「これ!」というものを選んで作ったとか。麻風のメッシュ生地に細いリボンをつけてナプキンリングの代わりの帯にしています。おしゃれ!!
さて本日の料理は盛りだくさん!!まず、Papeton d’Aubergines(ナスのパプトン)のナス1kgを賽の目に切るところからスタート。塩を振って水分を出したら、フライパンで炒めて、テリーヌ型に詰めます。長さ20㎝少々、幅10㎝くらいの型に1kgのナスが見事におさまります。これに卵と生クリームを混ぜた液をしっかり底まで流し込んで湯煎にしてオーブンで焼き上げます。仕上がりはちょっとパテのようです。マリオンはズッキーニでもよくパプトンを作るそうです。こちらはズッキーニの食感を楽しみます。これに2種のソースを好みでつけながらいただきます。トマトソースとピストゥソース。トマトソースは、製氷皿に小分けして冷凍しておけば必要な分量だけ取り出して、パスタやピザにも使えるそうです。(便利!)ピストゥソースは、バジル、にんにく、松の実、オリーブオイル、パルメザンチーズを混ぜるだけの超簡単ソースですが、コクがあって美味!こちらも製氷皿で冷凍しておけば、パスタやスープに応用できるそうです。

 

メインはCrumble de Saumon et Fondue de Poireaux(サーモンのクランブル、ポワロのフォンデュ)。玉ねぎと長ネギを炒めてからとろ火にかけてフォンデュを作ります。鮭は1㎝角に切り、生クリーム、ディル、レモン汁、塩、こしょうで味をつけます。クランブルは小麦粉、パン粉、パルメザンチーズ、バターを混ぜ合わせてざらざらとした感触の生地をつくります。グラタン用の器にフォンデュ、サーモンを敷き、最後にクランブルでおおって、オーブンで焼きます。フォンデュの甘味、サーモンのプリプリとした食感、チーズが少し焦げて香ばしいクランブルのサクサクとした舌触り、何層にも楽しめる味わいが口の中に広がります。小麦粉とパン粉を使っているので少量でもかなりの満腹感が得られます。

次にデザートのCharlotte(シャルロット)。チョコレートムースをまず作って冷蔵庫で冷やして少し固めます。その間にシャルロット型(フィンガービスケットが立てられるくらいの深さがあって、緩やかな円錐形をしています)に洋梨の缶詰のシロップに軽く浸したビスケットを型の底と側面にはりつけていきます。チョコレートムースが少しかたくなったところで、型にスライスした洋梨とムースを交互に入れて、層をつくります。最後にシロップにくぐらせたビスケットでおおったら、ラップをかけて6時間以上冷蔵庫でねかしておきます。いただいたシャルロットのビスケットはしっとりと柔らかく、チョコレートムースと洋梨が絶妙なコンビネーションです。いつものチョコレートムースがちょっとした手間をかけることでとてもエレガントなおもてなしのデザートに変身しました。

このほかにも前回好評だった(黄パプリカのブルテ)がアントレの一番目に出ました。見よう見まねで作ったものの成功しなかったという前回の参加者の方のためにレシピーを用意してありました。確かに「秘訣」がレシピーには書かれていました。これを入れなければこの味は出せないという…。それが何かって??C’est un secret ! (それは秘密です!)「秘訣」ってそういうことですね?!

本日の白ワインは、Pouilly Fumé (プイフュメ)2012年です。レッスンのワインは、いつもソムリエの友人にメニューを見せて、おすすめワインのリストを作ってもらうのだそうです。軽やかでフルーティー。マリオンは本当にいいお友達をお持ちだこと!!ごちそう様でした。

 

料理サロン

アートサロン(コラージュ):講座ご報告(2013年9月12日)

9月 13th, 2013
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やっと涼しくなってきたかとホッとしていた矢先にまた30度を超す暑い一日となりましたが、ソフィのリビングは、涼やかな木立ちの緑に囲まれて快適な空間でした。(勿論、クーラーがフル回転しておりましたが…)

本日は初回サロンで取り上げたコラージュに再挑戦。台紙は各人好みのサイズですが、タブロー(絵画)を制作します。作業に入る前にソフィから取り組み方の説明がありました。

― 気に入った台紙、サイズ、好きな絵や写真、文字などをすべてまず手にして、それから浮かんだイメージに沿って素材を貼りつけていくこと。

― あまり考えすぎないこと。インスピレーションを大切に。子供のように自由奔放に遊び心で向かうこと。途中で当初のイメージが変わってしまっても全く構わない。

― 素材(紙、写真、絵、新聞など)はちぎったり、切り出したりして使用。貼った素材の上から絵の具で色をつけたり、スタンプを使うのもおもしろい。

いくつも用意された大きな箱から気に入った素材を見つけ出すことから開始。コラージュをする人間にはこれはまさに「宝の山」。コラージュに全く興味がない人の目には単なる「ゴミの山」。

「アートセラピー」という言葉がありますが、いろいろな意味で納得させられます。まず、作品には制作者のパーソナリティーが色濃く表れます。ピンク系を多用するロマンチック路線の方。いろいろなメッセージを一気にワ~ンと盛り込む方。しっとりとした色調で大人の哀愁を表現する方。お疲れがたまっている方の作品はちょっと元気がない。その一方、紙や色を重ねていくうちに、無意識のうちに自分の中にあるものを発散させていきます。それが作品の中でうまく表現できるかどうかで心の落ち着き方も違ってきます。今回はどの作品も優劣つけがたい個性の光る秀作揃いとなりました。ソフィが全員の作品を丁寧に見て回り、素敵なコメントを各人に残してくれます。中でもソフィが「何て日本的なんでしょう!!」と驚いた作品はどれだかおわかりになりますか?


     

 

 

 

 

上段左から2番目の作品です。西洋のコラージュは空間を埋めていくのが基本だそうですが、この作品では、貼りつけられたモチーフが、そのまわりに大きく残された空間を際立たせています。生け花でも空間を大切にしますね。また左右非対称にすることで、空間に「密と疎」が生まれ、双方が引き立てあうというところに日本画の美があります。

参加者の中のおひとりがつぶやかれました。「家でひとりでコラージュをやろうと思えばやれるけれど、こんな風にみんなで意見を言い合ったり、ソフィからコメントをもらったりできるのは、最高に楽しい。今日は本当に楽しかったです!!」これこそがアートサロンの醍醐味です。この味を知った方々は次々とリピーターになっています。まだ未体験の方、アートサロンの扉は貴女のためにいつも開かれています。

アートサロン

タフなフランス人

9月 9th, 2013
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フランス人はどうしてあんなにタフなんでしょう!?子供のころは何故か男の子も女の子も、蚊のように細い体と手足をしていて、すぐ熱を出したり、お腹が痛くなったり、疲れたりするのに、大人になると縦横にビヨ~ンと伸びて、しかも半端でないエネルギーを発散させる怪物と化します。
― 海外出張から戻ったその日の晩から、友人たちと富士山登頂を目指すビジネスマン。
― 平均気温35度の猛暑の夏に一日6時間の日本語特訓を4週間やり遂げるビジネスマン。しかも昼食にはコンビニのカップラーメンを炎天下の路上ですすり食べる豪快さ。
― 学校の送り迎えに、自転車の前と後ろに子供をのせて、後続する上の子供を叱咤しながらすでに赤信号に変わっている横断歩道を、車の流れを止めて渡りきる母親。
― 早朝に日本語レッスンを受け、その足で会社へ向かい、夕方まで仕事をこなす。さらに平日の晩だというのに夫の仕事関係のお客様を自宅にお迎えするために帰宅後、料理にとりかかる奥様。しかもアントレ、メイン、デザートのフルコース。

日本人も毎日ワインを飲んでチーズを食べればこんな「元気印」の国民になれるのでしょうか。さらに彼らは精神面でも強さを発揮します。フランス人自身も認めるところですが、彼らは自己評価がとても高い国民です。良くも悪くも自分の評価は他人様の物差しではなく、自分の尺度で決める人々です。日本人のように「私、本当に無知なものですから」とか「うちの子はバカで困ったもので…」とは絶対に言いません。自分をおとしめた言い方は、彼らにとっては美徳ではないようです。(娘はとってもbrillante- 優秀なのよ。)(妻はきれいでとても優しいんだ。)(自分の日本語は中級程度のレベルだと思う。)等々、ときどきわが耳を疑いたくなることもありますが…。
あるマダムのお宅へ伺ったとき、「庭に咲いているあの花は何でしょう?」と聞くと、「さあ、植物学は私の専門じゃないから。」というお答え。日本人はわからないとすぐ「さあ、何でしょう?」と答えてしまいがちですが、「私は○○の専門家じゃないもので…」とでも言えば、確かにちょっと賢そうですね。ついでにちょっと「嫌味」な感じもしますけれど。
心身ともにタフなフランス人は、「やりたい」「やろう」と決めたら、鉄人のように強靭な体力と鋼のように堅牢な意志で、何が何でも実現させようとします。日本人がねじり鉢巻きで「欲しがりません。勝つまでは!」と何やら悲壮感さえ漂わせるのとは違って、皮肉っぽいユーモアをまとった斜のポーズをつけて、なんだかちょっとスマートにさえ感じます。かつて日本語レッスンに仲良く通っていた美男美女の若いカップル。すでに7歳と4歳の子供もいましたが、奥様はとてもコケティッシュでしかも知的。ご主人様はハンサムで物静かで、いつもにこにこしている。若いのにすでに頭のてっぺんの毛が寂しいのを除けば素敵な紳士でした。二人が見詰め合うところは、とても結婚10年のカップルとは思えないみずみずしい青春の輝きを思わせるものがありました。奥様のモットーは「道に迷ったらより難しそうな方を選びましょう!」でした。教科書は語彙も漢字も文法も盛りだくさんのものを選び、見事日本語検定にも合格。

迷ったときは困難な道を選んで…

フランスへ帰ってからは、再び仕事を始め、部下を従えてバリバリ働いていたようです。ご主人様からのある年のクリスマスカードには「妻は気違い女のように働いている」というメッセージをいただいたくらいです。それから数年後、再びご主人様からのクリスマスカードには、「今年は二人の子供とクリスマスを過ごしています。」と書いてありました。今度はまた、より困難な道を選んで、彼女はいったい何をつかんだのでしょう?

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