Archive

Archive for 1月, 2013

フランス語は甘い?

1月 23rd, 2013
フランス語は甘い? はコメントを受け付けていません。

以前フランス人は日本語のhの発音が苦手という話をしましたが、日本人もフランス語の発音にはかなり苦労しています。フランス人のh問題以上かもしれません。まず5つしか母音のない日本語と違ってフランス語には16も母音があります。5つしか母音ファイルのない日本人は、16の母音をこの5つのファイルに振り分けてしまいます。例えば、enfant(子供)とenfin(ついに)はカタカナ表記すればどちらも「アンファン」ですが、フランス語のfantとfinの音は違います。口の形、舌の位置などで微妙に音が変わります。フランス人に日本語を教えている現場ではこの類の失敗談が尽きません。

教師:これはタクシーの表現です。『あの信号を右に曲がってください』
生徒:『シンゴウ』は何ですか?
教師:『フー』です。
生徒:????
教師は信号(feu)のかわりに(fou:狂人)と発音してしまったのです。

生徒:先生、子供さんは何人いますか?
教師:二人です。ドゥザンファン。
生徒:Oh !! スゴイ!!
教師はdeux enfants(二人の子供)と言ったつもりでしたが、実はdouze enfants (12人の子供)と発音して、生徒は目を白黒!

母音だけでなく子音もなかなかの曲者です。フランス語のchiとsiは、カタカナ表記ではどちらも「シ」ですが、実際は違う音です。日本語にはsiという音がないので、ついshiになってしまいます。
以前に聞いた話ですが、ある若い日本人の女の子がフランスへ旅行に行き、カフェでギャルソンに(Merci, Monsieur.)と習いたてのフランス語でお礼を言ったところ、ギャルソンはすっかり有頂天に。彼女は、(Merci, mon chou.)『メルシー、モンシュー(ありがとう、ダーリン)』!と発音してしまったのだとか。フランス語でchouはキャベツですが、「私のキャベツちゃん→かわいい、愛しい人」という意味にもなります。最近ではこの表現、余り使われなくなってきているようですが、あるフランス人によれば、これはchou à la crème( シュークリーム)から来ているのではないか…とも。直訳すれば「クリーム入りのキャベツ」確かにキャベツみたいな形してますね。真偽のほどはわかりませんが、英語でもhoneyなんて使いますから、「甘い=愛しい」なんでしょうか。日本ではこのような愛称はありませんね。「あんこちゃん」だとか「私の最中ちゃん」と言われても…ですね。

vとbも要注意です。ある日本人のバイオリンの先生が、フランス人の女の子の生徒にレッスン中にフランス語でこう言いました。「そこはもっと速く、速く」(vite, vite !) ところが、彼女がvをbの音で言ったものですから、子供は一瞬顔をひきつらせました。bで始まるとそれは男性の性器になってしまうんだそうです。何事もなかったかのように練習を続けた女の子はご立派!!
こんなことを聞くとフランス語は難しいと恐れをなしてしまうかもしれませんが、文脈の中では違う発音をしても理解の妨げにはならないことがほとんどです。フランス人が、「私はお金をアライタイ」と言っても誰も洗面所に連れては行きませんね。タクシーに乗って「アネダまで」と言っても何とか羽田にたどり着いています。私たちもめげずに「ありがとう、ダーリン!」路線で頑張りましょう。これはおまけですが、それでもやっぱり美しいフランス語を話したいという方にはインターカルチャーの「発音矯正+会話」クラスがお勧めです!
是非一度お試しください。(最後は宣伝で失礼いたしました。)

フランス語

明けましておめでとうございます。

1月 1st, 2013
明けましておめでとうございます。 はコメントを受け付けていません。

昨年はカルチャー教室の再開という節目の年になりました。昔参加してくださっていた方々と久々にお目にかかることが出来ました。また才能と意欲に溢れた先生方にも恵まれました。いろいろな方々に助けられての船出です。
今年はフランス文化の発信ばかりでなく、日本文化の紹介にも目を向け、日仏双方からの交流を進めていきたいですね。参加してくださる皆様といっしょにこのような交流の場を築いていくのがインターカルチャーの目標です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
この新しい一年が皆様にたくさんの贈り物を運んできてくれることを祈っております。
健康、成功、友情、出会い、富等々(切りがないのでこの辺でやめておきます…)

正月飾り

未分類