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フランス菓子サロン:講座ご報告(2014年4月12日)

4月 17th, 2014
フランス菓子サロン:講座ご報告(2014年4月12日) はコメントを受け付けていません。

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久々の土曜日サロン。春の陽光が暖かく降り注ぐ中、フロランスのお宅訪問。いつものことながらドアを開けて訪問客を迎え入れるフロランスの笑顔がステキです。この瞬間に初めての方も、今までの緊張が解けて「安心オーラ」を放ち始めます。
本日のテーブルは、白のクロスの上に青みを帯びたグレーの織物のランチョンマットが敷かれています。ナプキンも白地にブルーの小花模様。全体を寒色ですっきりまとめています。テーブル中央に絶妙な間隔で置かれた淡いピンクとレモンイエローのバラの花がアクセントです。(これが造花だとは着席するまで気づきませんでした!)お皿はフロランスのおばあ様から譲り受けたというリモージュ。可憐な花が描かれています。

今日教えていただくのは、次の三品です。

P4120439 salade de pates 4              Salade de Pâtes ( パスタサラダ)

フジッリを使った超簡単レシピです。ポイントは、チェリートマト、バジルの葉、パルメザンチーズをたっぷり使うこと。にんにくと塩こしょう、オリーブオイルで調味するだけ。バジルの爽やかさと、トマトの酸味と甘みのあとから、チーズの芳醇なコクがおいかけてきます。今日は入れませんでしたが、黒オリーブなど彩りに入れるとまたぐっとおしゃれになりそうです。おすすめです!!

P4120424 salade de patesP4120431 salade de pates 2

 

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Tarte Chocolat Liegeois (リエージュチョコレートタルト)

タルト生地には、アーモンドパウダーやカカオパウダーも入れて、サクッと焼き上げます。型に敷いたあとの切れ端の生地を寄せ集めて棒状にのばし、1.5㎝くらいの厚さにカットして、これをオーブンで焼けばおいしいサブレの完成です。(無駄がない!!)カカオ70%のチョコレートクリームは、甘さ控えめの大人の味で、とても美味です。コッテリした感じはありませんが、卵、砂糖、生クリーム、ミルクもたっぷり入っていますから、ご用心!上からCrème Chantilly(固く泡立てた生クリーム)をこれまたたっぷり絞って完成です。

P4120413 billes de cuisson

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Sablé Breton (サブレ・ブルトン)

 卵、砂糖、バター、小麦粉、ベーキングパウダー、塩をしっかり混ぜて、5㎜厚さにのばし、オーブンで焼くだけの簡単レシピです。ついもう一枚、もう一枚と手がでてしまうおいしさです。金属の缶などに入れておけば二週間くらいは保存がきくそうです。食べないで我慢できればの話ですが…。

P4120406 casserole bain marie本日の特ダネはフロランスの調理器具。たとえばチョコレートの湯煎用のお鍋。フランス語ではcasserole bain-marie といいます。普通は大小のお鍋で代用してしまいますが、さすがチョコレート職人!インターネットで調べたら、さらにすごいお鍋がありました。鍋が二重構造になっていて、注ぎ口から水をいれると外側の空間に水がたまり、そのまま火にかけて放置できるタイプです。かき回すときプカプカ揺れる鍋を左手で支える必要がありません。価格は15ユーロから36ユーロくらいです。湯煎だけでなく、温かい状態でサーブしたい料理などを保温しておくのにも使えるそうです。
P4120428 ciseauxそれから、刃が何重にもなっているはさみ。バジルの千切りに使っていました。均等な幅に一度にたくさん効率よく切れます。「まな板文化」の日本人にしてみると、包丁でザクザク切ればいいようなものですが、欧米の人はあまりまな板を使いませんね。ゆで卵をみじん切りにするときも、細長いカップにゆで卵をいれて、はさみやナイフをカップの中に差し込んで、ザクザク刻みます。これは後片付けが簡単なのでいいアイデアです。

 

それからスポンジ。およそフランス人は「布巾」でテーブルをふきません。皿や手を拭くのには使いますが、テーブルなどはスポンジを使っています。しかも日本製はだめで、フランス人は皆さん、バカンスを終えて日本へ帰ってくるときに、スーツケースの中に商売ができるぐらいたくさんのフランス製のスポンジを入れて持ってくるそうです。吸水力が格段に違うとか。

日本人の台所に馴染まないものもありますが、そのアイデア、いただき!というものもあり、おもしろいです。フロランスは「日本人は器用だ。」と言いますが、本当にそうかもしれません。フロランスのキッチンの引き出しのように道具で溢れかえっていることはありませんが、まな板と包丁で大体のことをやってしまうのが日本人かもしれません。

6月末にはフランス人のバカンスが始まります。フロランスのバカンス前最後のレッスンは6月に2回予定しています。「クレープ&ガレット」です。もっちりふわふわのクレープの他、そば粉のガレットも習います。クレープ料理からデザートまで、冷たく冷やしたシードルといっしょにいただきます。暑くなる時期にぴったりのサロンです。皆さまのご参加をお待ちしております。

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菓子サロン

Sortie amicale :交流会(4) 陶芸体験教室 2014年4月4日

4月 13th, 2014
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今回は田村先生に江戸川橋駅近くにある先生のアトリエで大皿を習います。集まったのはフランス人3人、日本人2人。「手が不器用だから…」という理由で不参加になった方が多かったのは残念でした。参加した方々も全くの初心者。絵心はないけれど、どんな風に作るのか体験してみたい…そんな好奇心旺盛の集まりとなりました。

まず粘土選びから。今回は「白土」「赤土」「クリーム」の三種から選びました。同じ釉薬をP4040353かけても、土の色が違うと焼き上がりの色が変わってきます。そこでまずは見本の小皿で色の風合いを確かめます。
次に形を決めます。やや深めの花弁のようなカーブをもった器は型の上に粘土をかぶせて成形します。今回は初心者ばかりなので、角皿と楕円形の皿に挑戦。どちらかというと角皿の方が初心者向きだそうです。

 

 

P4040358P4040357次に絵柄を決めます。たくさんの本の見本をひっくり返しては悩んだ末、決まったのは、リボン状の線、草、鳥、波、一人のフランス人の方は、ひらがなの「べ」を選びました。名前の頭文字です。このひらがなを崩して、山の端を飛んでいく二羽の鳥という絵柄です。
ハトロン紙に絵柄を描きます。その間に田村先生が5人分の土を準備してくれます。

P4040363ローラーを使ってまるでパイ生地をのばすように粘土をなじませます。それを各自、準備していただいた厚紙の型に合わせて、厚さを整えて行きます。10㎜から始めて、角皿は9㎜までのばします。楕円形の皿は更に6㎜の薄さにします。

 

P4040370 P4040366図柄を入れて行きます。柄を描いたハトロン紙を粘土の上にしき、竹串でそっとなぞっていくと、粘土の上にうっすらと文様が残ります。これは焼成のとき、先生が描いてくださることに。そして、成形。角皿は4面の縁を心持ち上に持ち上げます。粘土をソーセージ状にのばしたものを、各面の下に入れて縁が垂れ下がらないようにして乾燥させます。

今回はここまでです。それでも当初の予定を大幅にオーバーして4時間ちかくかかりました。田村先生がひとりひとりにつきっきりで指導してくださったためです。

あとは半乾燥させた粘土を削り出して皿を薄くし、さらに乾燥させ、絵柄に色付けをして第一焼成。そのあと釉薬をかけて好みの皿の風合いをだして、第二焼成。この工程をすべて田村先生が引き受けてくださることに。従ってとても初心者が作ったとは思えない立派な大皿が出来上がること間違いなしです。

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交流会