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Archive for 10月, 2012

「へび」か「えび」か!?

10月 26th, 2012
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在日数十年のフランス人の神父様がいつかこんなことをおっしゃってました。
― 私はいつも悩むんですよ。中華料理を注文するときに、「へびチリソース」だったか、「えびチリソース」だったか…。干支は「えび年」か、「へび年」かってね。

フランス語のHは、表記はされても発音はしません。例えば、日本人の若者が大好きはハンバーガー(hamburger) は、フランス人が発音すると「アンブールジェ」です。どんなフランス料理かと思ってしまいます。北海道も「オッカイドー」となって、なんだかとても怖い場所みたいになります。
日本語のHの行は「ハ・ヒ・フ・へ・ホ」とhをしっかり発音するのだということが、フランス人の頭を混乱させてしまいます。hが要らない言葉に時々わざわざhをつけたり、hが必要な言葉なのについhを発音しないで言ってしまったりします。
日本語の授業では、こうした「言い間違い」は日常茶飯事です。

教師:「ごはんは何で食べますか?」
生徒:「アシで食べます。」

「あし」、「はし」

教師:「これはいくらですか?」
生徒:「ひゃくへんです。」
教師:「ウ〜ン… それ、どこのお金ですか?」

また、ある授業で教師はビジネスマンの生徒に「授受動詞」の絵を見せながら導入をしていました。
教師:「ハイ、これは?」
生徒:「もらいます!」
教師:「ハイ、いいですねェ。じゃ、これは?」
生徒:「ハゲマス!」

自信満々で胸をのけぞらせて答えた生徒のオツムはまさに「アゲテ」いらっしゃいました。
ha?

日本語

<フランスかぶれ>と<Tatamisé (タタミゼ)>

10月 16th, 2012
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先日の料理教室での参加者の方々の会話:
「私、フランスかぶれなんです。」
「あ~ら、私なんてかぶれすぎてジンマシンになっちゃうくらいよ。」
本当にフランス大好き人間を自称する日本人は結構多いかもしれません。
どうしてでしょう?

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カルチャー講座, 料理サロン

はじめまして

10月 1st, 2012

私、小さな小さな日本語学校とカルチャー教室の一応校長をやっております。

日本語学校は、ちょっと変わっていてほとんどの生徒がフランス人です。

カルチャー教室もかなり変わっていてフランス語か英語で料理とか手芸なんかを習うことになってます。こちらは日本人対象ですけど。

長年やっていると、おもしろい生徒がたくさんでてくるんですね。フランス人ですから、どなたも個性豊かなんですが、みなさん教壇に立って教えられるくらいの一家言をお持ちで・・・。正しい、正しくないは別として。

何が起きてもヘコマナイくらい誇り高いフランス人の生き方、考え方は強烈!今の日本人はちょっと元気がなくなっちゃっているけど、「楽しむために生きている」フランス人のエピソード、ボチボチお届けいたしますので、眉につば塗り、斜めに構えてお読み下さい。

本日はめでたい<初ブログ>。処女航海を祝って乾杯。

A votre santé ! (乾杯!)

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