Le Japon en France フランスでみつけた「ジャパン」
2016年2月7日 日曜日
マリから皆さんに写真が届きました。
何と何と…「寿司キット」「わさび」「スープみそ」棚の上から下まで日本食品がぎっしり並んでいます。醤油はもちろん、海苔、テリヤキソース、ごま塩らしき瓶もあります。東京に長く住んだマリはパリでこの光景に遭遇して「!!」と思ったに違いありません。日本食がブームになって久しいですが、今やフランス人の食生活にジワジワと浸透し始めている様子です。「カニかま」などは日本でおなじみのスティック状のものばかりでなく、薄くハムのようにのばしたもの、極太サラミ風のもの、中央に山羊チーズの入ったものまで、日本をしのぐバリエーションです。パッケージにはフランス語でbâtonnets Saveur Crabeと書かれています。Surimiという言葉を使っているメーカーもあります。
かつて日本は欧米から新しいものを取り入れては独自に変化させてきましたが、その流れが今は逆になっているんですね。この先、日本人が見たらそれがもとは日本食品だったとはわからないほどの進化をとげた「新食材」が登場するかもしれません。
最近のコメント