Home > カルチャーサロン, カルチャー講座, フランス語 > カルチャーサロン(麻雀):講座ご報告 2013年4月12日(金)

カルチャーサロン(麻雀):講座ご報告 2013年4月12日(金)

2013年5月1日 水曜日

今回は初めての試みとして「麻雀」のサロンを開催いたしました。全くの初心者の方もいらっしゃいましたので、まずは牌の種類から始まり、東西南北の風、上がり方などについて、マリが資料をみせながら説明いたしました。みなさんフランス語で何て言うんだろう?と興味津々。今まで一度もやったことがないという方が、牌の名称からゲームのルールまでフランス語で理解するというのは、ちょっと大変だったことでしょう。牌の名前を覚えるために、自分の牌を捨てるときに、例えば「萬子の1」なら(un de perle)、「北」なら(vent du nord)というように声に出すことになりました。
他の人が捨てた牌にも注意しつつ、何を捨てるか悩ましい上に、フランス語で牌の種類を言わなければならないので、頭の中は超高速回転。それでも牌をオープンにして2回練習したあと、通常通り牌を隠してゲームを開始。マリが初体験の方の間に座ってそれぞれに時々アドバイスをしたとはいえ、十分に4人で遊べていました。いい牌が回ってくるとどうしてもニヤニヤ嬉しそうになってしまう人、牌を捨てるまでに独り言を言いながら延々と悩む人、捨てた牌で役がいくつも作れてしまって嘆く人、牌をキチンとグループ分けしないと気のすまない人…確かにそれぞれの性格が色濃く出るゲームに違いありません。最後のゲームでは役の種類を写真付で解説しているアンチョコを片手に役作りに挑戦。初挑戦の方々もなかなか堂に入った様子でゲームの流れにのっていました。フランス人のマダムたちもいくつかグループがあるそうで、ルールはグループごとに違うので、混成チームで遊ぶときは、かならずゲーム前にルールを確認してから始めるのだそうです。一切お金はかけないので問題になりませんが、賭け麻雀などをされるアンダーグラウンドの方々の場合、これをしっかりやっておかないと指の一本も切り落とさなければ収拾がつかないなんていうこともあるのでしょうね。
マダムたちの麻雀は、卓を囲むメンバーとの会話、揶揄や応酬を楽しむのが目的で、どうやって上がるかを考えるその時間は、ただただ遊びに専心する非日常の時間です。とかくルーティンな家事や用事に追われる主婦には、たまにはあって当然の気晴らし・憂さ晴らしの大切なひととき。おまけにマリの手作りレモン風味のマドレーヌがいただけるとなれば、幸福度は間違いなく2倍に跳ね上がります。「楽しかった!!」とマリと再会を約束して会はお開きとなりました。

麻雀フランス語用語(牌の名称は講座詳細を参照なさってください。)
自分自身でつもって上がる:caché
ポンやチーで上がる:exposé
役:objectif
牌を捨てる:jeter une tuile

参加者の方の声:

・久しぶりの麻雀 楽しみました(^^)インテリアは流石でしたね。あの統一感を作り出すセンスは凄い!重みが有りました。(マダムS)

・今日の麻雀は楽しかったです。Marie先生が隣にしっかりついていてくださり、教えてくださったのでとても助かりました。(マダムM)

・とても楽しかったです。久しぶりの麻雀で、殆ど忘れておりましたが、やはり、ワクワク致しました。麻雀でフランス語を使うことと、勝利を目指すこととで、頭を何時もよりあちこあち使いましたようで、今夜は食欲が倍増致しました!(マダムK)

・初めての麻雀を、しかもフランス語で学ぶのにやや不安を感じていたのですが、
そんな不安などどこへやら、すっかりはまってしまいました。(マダムO)

カルチャーサロン, カルチャー講座, フランス語