西洋絵画というと、私たちがすぐ思い浮かべるのは印象派の絵画です。ところが印象派が現れるまで美術界に君臨していたのは、アカデミズムというシステムでした。日本ではあまり紹介されないこのアカデミズムについて、たくさんの絵画を見ながら、ダニエルに話してもらいます。
今回のサロンでは、特に19世紀のフランスで画家という職業がどのように変化していったかを見ていきます。17世紀に世界を席巻したアカデミズムのシステムは、19世紀後半から台頭してきた印象派に押しやられて姿を消してしまいます。19世紀という時代は、まさに美術史の大転換期だったといえます。
アカデミック様式とは?どうして印象派の出現とともに姿を消してしまったのか?その時美術界に起こった審美論争とは?その混乱の中から現れた新様式は現在のアート市場でもいまだに重要なポジションにありますが、その特徴も検証していきましょう。
そのためには19世紀の絵画全体を俯瞰する必要があります。今はすっかり忘れ去られてしまったけれど、かつては名声をほしいままにしたアカデミズムの画家たちの作品に触れるいい機会にもなることでしょう。前編・後編の2回に分けて紹介していきます。
※アカデミズム絵画については以下のサイトをご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アカデミック美術
■ 募集状況 | |
■ 日 時 | 2015年2月28日(土)15:00〜17:00 |
■ 言 語 | フランス語 |
■ 講 師 | M. Daniel PIZZOLI (ダニエル・ピッゾリ) |
■ 場 所 | IBSインターカルチャー(千代田区富士見) |
■ 最 寄 駅 | JR東日本:中央・総武線「飯田橋」駅(徒歩5分) 東京メトロ:東西線・南北線・有楽町線「飯田橋」駅(徒歩5分) 都営地下鉄:大江戸線「飯田橋」駅(徒歩5分) |
■ 参 加 費 | ¥3,600- |
■ 定 員 | 5人まで |
■ 申込期限 | 2015年2月20日(金)まで |
■ 対 象 | |
■ 通 訳 | 無し |
フランス人。2011年より東京在住。パリ美術学校(Ecole des Beaux-Arts de Paris )、装飾美術学校(Ecole des Arts Décoratifs )卒業後、広告代理店に勤務。Disneyland Paris, Fiat, Kellogg’s, ebay, Mars, etc.の広告制作に携わる。
現在はフリーランスのコピーライター。「Moebius ou les errances du trait 」を2013年11月に出版。フランスの漫画についても
造詣が深い。趣味は日本語と日本文化を学ぶこと。その他ヨガ、スキューバダイビング、デッサンなど。
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