Chapeaux ! 帽子! 最近、若い人たちの間で帽子がちょっとトレンドになっているようですが、一般の人が帽子をかぶるのは昨今めっきり少なくなってしまいました。今では、皇室の方々が正装のときにかぶられるのを見るくらいです。でも、ヨーロッパでは今でも結婚式に参列する花嫁花婿の母親がドレスに合わせて帽子をオーダーするくらい、「正装」の必須アイテムなのです。外国人が日本の「着物文化」に異国趣味を感じるように、私達にとって欧米の「帽子文化」は異文化そのもの。今回、帽子デザイナー、ガエラが日本人の私たちのために「帽子のアトリエ」を開き、この異文化接触のナビゲーターを務めてくれます。ロンドンやパリのコレクション、ファッション雑誌などに作品を出しているガエラは、現在吉祥寺にアトリエ兼自宅を構えています。ヨーロッパにおける帽子の歴史、その帽子が現在どのように使われているかなど、コレクションや雑誌のために製作した帽子も披露しながら説明します。またアトリエではどのようにして帽子が作られているかも見ることができます。更にガエラの帽子の試着タイムもあります。「貴婦人」を気取って記念撮影もいいですね。「帽子」と一言でいってしまいますが、Chapeaux、bibis、bijoux de têteと、頭の装飾にもいろいろな種類があることをガエラの作品は教えてくれます。「発見!発見!」の連続になること間違いなしです!!
講座概要 | (満員につき募集終了しました。) |
■ 日 時 | 2013年12月4日(水)13:00〜15:00 |
■ 言 語 | フランス語 |
■ 講 師 | Gaela Lemoine-Vallerie(ガエラ・ルモワーヌ・ヴァレリ) |
■ 場 所 | 武蔵野市吉祥寺 |
■ 最 寄 駅 | JR東日本「吉祥寺」駅から徒歩17分(バス便あり) |
■ 参 加 費 | ¥3,500- (茶菓・消費税込) |
■ 定 員 | 7人まで |
■ 申込期限 | 11月25日(月)まで |
■ 対 象 | |
■ 通 訳 | 有り |
今回は、2部に分けて帽子の世界をご紹介します。第一部では、帽子の歴史の概略とヨーロッパ、特にイギリスとフランスにおける帽子事情、着用のTPOなどについて話します。ティータイムをはさんで、第二部では帽子製作に使用する素材や道具をお見せし、私の作品を実際に着用して楽しんでいただきたいと思います。また、テイータイムには、「 bijoux de tête 」(頭のアクセサリー)もお見せします。私の作品については次のサイトからもご覧いただけます。 www.gaela.com
- パリの大学を卒業後、イギリスで経営学を学ぶ。
- 1997年、(*)ディアヌ賞で、帽子ザイナーのJacques Pinturier(ジャック・パンテュリエ)に出会い、帽子作りに興味を持つ。
- パリのモードオートクチュールヴィルで修業を始める。
- ロンドンの<ロイヤルクチュールミリナー>で働く機会を得、現在の仕事の基礎となるものを学ぶ。
- 自分のブランドGaela Création de Mode(ガエラ クレアシオンドゥモード)を立ち上げる。
- 1999年、インターネットのサイトwww.gaela.com
(*)Prix de Diane:ディアヌ賞。フランスの競馬のグランプリ、女性が優雅な帽子をかぶって観戦するので有名
(**)毎年6月にイギリス・アスコット競馬場でイギリス王室が主催する競馬
(***)bibis:婦人用の小さな帽子
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