ベランジェールの久々の料理レッスンです。今回もお客様のおもてなしにぴったりのお洒落なメニューです。
トマトとアボカドにカニをあわせてまるでお菓子のティラミスのように作るアントレは、トマトの赤とアボカドのグリーンにカニの薄紅色が層をなす美しい仕立て。
お洒落なアントレに続いてメインディッシュは「サーモンのタルタル」。そしてグリーンレンズ豆のサラダを添えます。 「タルタル」は新鮮な肉や魚をハーブや野菜と一緒に包丁などで粗くミンチにしたものです。中でもタルタルステーキはよく知られていますが、ルーツはモンゴル帝国の遊牧民タタール人たちの生の馬肉調理法だとか。ヨーロッパにこれが伝わり、この肉料理に添えられたソースがのちに「タルタルソース」と呼ばれ、日本ではフライ料理などに使われるようになりました。またこのタタール人の生肉調理法が東方に伝わったのが、韓国の「ユッケ」だそうです。レンズ豆は日本料理には馴染みのない食材ですが、ヨーロッパでは煮込みやサラダによく使われています。フランス語でコンタクトレンズをlentilleと言いますが、レンズの形がこの豆によく似ているからだとか。鉄分やビタミンが豊富で疲労回復、美肌に効果があるといいますから、女性には嬉しい食材です。
デザートのクランブルは今回「桃」を使いますが、季節のいろいろなフルーツで作ることができます。作り方もやさしく、サブレビスケットを砕いたようなサクサクの食感としっとりと焼けたフルーツのハーモニーを楽しむお菓子です。
フランスの伝統的な家庭料理といえば、大皿に料理をのせて取り分けていただくことが多いですが、ベランジェールの料理はスタイリッシュでいかにもおもてなしにピッタリ。是非皆さまのレシピーブックに加えてください。
■ 募集状況 | (満員につき募集終了しました。) |
■ 日 時 | 2016年10月14日(金)11:00〜15:00 |
■ 言 語 | フランス語 |
■ 講 師 | Bérengère GUICHARD(ベランジェール・ギシャール) |
■ 場 所 | 渋谷区神宮前 |
■ 最 寄 駅 | 東京メトロ:半蔵門線・千代田線・銀座線「表参道」駅より徒歩5分 |
■ 参 加 費 | 8,200円(材料費・消費税込) |
■ 定 員 | 6人まで |
■ 申込期限 | 2016年10月3日(月)まで |
■ 対 象 | |
■ 通 訳 | あり |
2014年9月に夫の赴任に伴って家族と来日しました。私は45歳。20歳、18歳、14歳の3人の子供がいます。フランスでは財務と人事の仕事をしていました。仕事のかたわら、料理にもずっと情熱を持っていました。
2005年から2008年までの最初の日本滞在のときには、日本人とアメリカ人の女性たちにフランスの伝統料理を知ってもらおうと料理レッスンの教室を開いていました。
帰国後2009年にはトゥルーズでプロの料理人対象の料理コースでフランス料理の基本となる技術と理論を学びました。
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