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Sortie amicale :正月飾り交流会(3) 2013年12月5日

2013年12月8日 日曜日

いよいよ師走の月に突入!忙しい時期ながら、洋風アレンジの素敵な正月飾り作りに集まってくださったのは8人。うち5人はフランス人という割合で「日本の伝統」への関心の高さがうかがえます。今回は料理サロンの先生、マリオンのリビングを開放していただきました。正月飾りの講師は、インターカルチャー会員のN先生。この時期はレッスンがたくさんあってお忙しいのに駆けつけてくださいました。しかもレッドウイローや松、生花、水引、オアシスなどの花材すべてをご自分で運んでのご指導。感謝!!

まずはレッドウイローを束ねて輪を作ることからスタート。マリオンの大きな食卓でもその周りに全員が並んで巻き始めると、お隣にウイローの端がツンツンお邪魔したりもするのですが、そこは日仏親善会。和気あいあいと進みます。次に金色の水引も束ねてウイローの輪に合わせていきます。次に金色に着色された稲穂も合わせます。「金色は何か意味がある?」「金色は豊かさの象徴ね。」「フランスでも同じ!」
次に松を2本。「クリスマスツリーのモミの木とこの松は似ているわね。」「そうそう、どちらも冬にも葉が青々としているものね。」「日本ではこの松の上に神様が降りてくると考えられているのよ。」「それで正月に家や建物の入り口に門松を飾るわけ。」「な~るほど!」

次に小さなオアシスを取り付け、松かさ、南天、黄色のポンポン菊、白のカーネーションなどを挿して、全体のバランスをとります。松と南天はアートものを使っていますので、オアシスの生花さえ時々変えれば、クリスマスのあと新年まできれいに飾っておくことができます。今のアートものは本当に精巧に作れているので、ちょっと触っても本物かと思ってしまうほどです。生花を入れるときもフランス人のアート魂は健在です。「私は白い花だけにしたい!!」と頑なに黄色を使いたがらないマダムも。この嫌われたポンポン菊はマリオンのリビングに飾られた花瓶の花の仲間入りをいたしました。

こうして高さ60㎝ほどもある立派な正月飾りが8つ完成しました。同じ材料で同じように作りましたが、十人十色 - 微妙に雰囲気が異なり面白いです。クリスマスから正月にかけ て玄関のドアや入口に飾られることになります。同じようなお飾りを玄関先に見つけられたら、もしかしたらそれは今日参加されたインターカルチャーのどなたかのお宅かもしれません。

               

        





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